適用 範囲   準    備  コンクリート充填  養    生   割  取  り   供試体取扱 

ボス試験は、コンクリート構造物の品質確認を目的に、コンクリート構造物と
同時に打込んで一体成形されたボス供試体によりコンクリート強度の確認を行うものである。 

 適用するコンクリートの範囲を以下に示す。

 ・コンクリートの圧縮強度:呼び強度は18 N/mm2130 N/mm2以下

*最小強度は、ボス型枠からボス供試体が脱型できる強度

 ・使用骨材:粗骨材の最大寸法は40mm以下

 ・スランプ:8cm以上(実験では5.5cmまで確認済み)

  以下に、本試験方法のフローを示す。


2.本試験方法の特徴

  
  • 構造体コンクリートと同様な環境条件、施工・養生条件で作製されたボス供試体により
    コンクリート強度を確認することで、実構造物に近い強度を確認ことができる。
  • ボス供試体は構造体コンクリートから直接採取するが、構造体を殆ど損傷しないで、
    圧縮強度試験は破壊試験により行われるためコア試験と同様な信頼性が得られる。
  • 構造体の強度確認は、コンクリート打込み後、材齢1日から任意の時期に確認することができる。
  • ボス供試体の圧縮強度試験は、加圧端面を成形しないで、そのまま試験を行うことができる。
  • 本試験は、特別な設備(電気、水、コンクリート切断機・研磨機等)を必要としない。
  • ボス型枠の取付け・取外しは、特別な技術、工具を要しないので、本試験方法の技術を
    取得した者の指導のもとに、現場の作業者等も行うことができる。